★最初の120枚のみ、ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
★初回ナンバー入りステッカー付きに限り「HULL ARENA 2002」が特別に付属致します。
ご注文時メーカー完売の場合がございます。ご了承頂いたうえでのご注文を御願いします。
OASIS - BERLIN 2002 DAT MASTER(2CD)
plus Bonus 2CDR "HULL ARENA 2002"* Numbered Stickered Edition Only
Live at Columbiahalle, Berlin, Germany 24th June 2002 PERFECT SOUND(from Original Masters)
アルバム「HEATHEN CHEMISTRY」を引っ提げた2002年のツアーは7月のフィンズベリー・パークのラジオ放送という絶大な存在があり、なおかつ他にもいくつかの公演が放送されたことも重なって(日本公演を除けば)オーディエンス録音を収録したアイテムが極端に少ない時期でした。ツアーはアルバムがリリースされる前の6月末から開始されていたものの、この時期にもベルファストのラジオ放送が実現しています。
とは言っても完全収録から程遠い内容であり、なおかつ当時のウェブキャストのテクノロジーの限界か、サウンドボードではあるもののフィンズベリー・パークなどと比べると何とも味気ない音質であるという問題も抱えていました。こうしてサウンドボード環境に恵まれた時期だったせいで、同時期の優良オーディエンス録音が2002年当時にリリースのタイミングを逃してしまったことは何とも惜しまれます。実際にいくつかの公演は音質と演奏内容の両方が充実していました。
それを証明すべく今回リリースされるのが6月24日のベルリン公演。大好評「NAGOYA 1994 DAT MASTER」や「FUJI ROCK 2001: DAT MASTER」に次いでキニーから提供された音源は初の海外公演を捉えたもの。向こうにも録音コネクションを持つキニーですので、それ自体は驚くほどのことではないのですが、今回のオーディエンス録音のクオリティが実に素晴らしい。
音像的に「まるでサウンドボード」と形容されるような域には及ばないのですが、かといって距離感がある訳でもない。特にリアムの声を中心とした録音バランスは絶妙で正に理想的なオーディエンス録音。それにオアシスのコンサートと言えば客席から起こる合唱な訳ですが、これが左右からフワっと沸き上がりつつ、それでいて演奏や歌をかき消すことがない。あくまでも音像の主役がオアシスであるという絶妙のバランスがこの音源の魅力でしょう。むしろこの嫌味のない臨場感の心地よさと言ったら。
その秘訣はこの日の会場にあると思われます。舞台となったベルリンのコロンビアハレはキャパシティ3500人のシアターであり、当然「HEATHEN CHEMISTRY」ツアーでは異色の会場。フィンズベリー・パークのようなフェスレベルの大規模会場は当たり前、小さくてもアリーナというイメージの強いツアーですが、実はツアー開始当初にウォームアップを兼ねてシアター・クラスの会場でギグを行っており、ここコロンビアハレもまたその一環として実現したギグだったのです(そして最初の大会場が先のベルファストでした)。
ここまで触れてきた独特の聞き心地、それこそ3500人という小会場を反映したものだったのですね。つまり「HEATHEN CHEMISTRY」ツアーなのに小さな会場ならではの親密な臨場感で楽しめてしまうのが本音源の魅力であり、そんな貴重なギグをキニーが捉えてくれていたとなれば、限定のプレスCDによるリリースは当たり前。
こうして親近感に溢れたギグは演奏内容も絶品。まず特筆すべきは、この一連のウォームアップ・ギグこそ「HEATHEN CHEMISTRY」ツアーにおいて最長のセットリストだったということ。つまりツアーの開始に当たって候補であったレパートリーをすべて取り入れてみたのでしょう。その中でウォームアップ期だけで姿を消してしまったのが前回のツアーからの名残である「Gas Panic!」。今となっては同曲が2002年に演奏されていたという事実すら見過ごされているのではないでしょうか。本曲のライブバージョンと言えば「FUJI ROCK 2001: DAT MASTER」がそうだったように、アラン・ホワイトのドラムを合図に演奏の後半がテンポアップ、そこからジャムに向かうという展開でした。
ところが短命に終わった2002年版は「STANDING ON THE SHOULDER OF GIANTS」アルバムバージョンと同じようにテンポはそのまま、しかし重厚な演奏へと進化しているのです。特にアランのドラムは重厚で、それこそボンゾ感すら漂わせているほどで、セットから落とされるには惜しい仕上がり。
それ以上に特筆すべきはツアー開始直後ということもあり、リアム・ギャラガーの声の調子が最高にイイのです。来るべきフィンズベリー・パークを前に、文字通りウォームアップで万全のコンディションに持っていこうとする気迫がありありと感じられる。それを証明するかのごとくコンサート全編を彼はきっちりと歌い切ってみせた。フィナーレの「My Generation」まで余裕で終えてみせた姿が頼もしい限り。
一方で「HEATHEN CHEMISTRY」ツアーのセトリが導入されて間もないということもあり、まだ覚えきれていない構成を勘違いしたリアムが「new song」と告げたにもかかわらず「Morning Glory」が始まってしまう場面ではオーディエンスが合唱しつつも「?」である様子が伺えて面白い。これもまたツアー本番前に行われたウォームアップならではのハプニング。
こうした豊かな臨場感はもちろん、リアムを始めとして気合の入りまくったバンド、さらには短命レパートリー「Gas Panic!」といった、フィンズベリー・パークや来日公演で2002年を親しんだマニアであれば間違いなく聞きどころ連続であろう最初期レア・ギグ。とにかく勢いに溢れた演奏は本当に素晴らしく、何よりも小さな会場ならではのタイトな音響と相まってマイルドな音質が実に魅力的。今までアイテムが皆無だったツアー最初期の極上オーディエンス・アルバムをキニー・マスターにて衝撃のリリース!
Disc 1 (50:13)
1. Fuckin' in the Bushes
2. Hello
3. The Hindu Times
4. Hung in a Bad Place
5. Go Let It Out
6. Columbia
7. Morning Glory
8. Stop Crying Your Heart Out
9. Little by Little
10. D'You Know What I Mean?
11. Cigarettes & Alcohol
Disc 2 (49:17)
1. Live Forever
2. Gas Panic!
3. She's Electric
4. Born on a Different Cloud
5. Better Man
6. Force of Nature
7. Don't Look Back in Anger
8. Some Might Say
9. My Generation
Liam Gallagher - vocals, tambourine
Noel Gallagher - guitar, vocals
Gem Archer - guitar
Andy Bell - bass
Alan White - drums
★★特別企画
★オアシス「HEATHEN CHEMISTRY」ツアー序盤の貴重なウォームアップ・ギグを収録した「BERLIN 2002 DAT MASTER」の初回ナンバー入りステッカー付に限り、2002年の大一番フィンズベリー・パークを前に行われた最後のライヴ、7月2日の英国ハル公演を良好オーディエンス録音で完全収録した2枚組ボーナス・ディスク「HULL ARENA 2002」が特別に付属致します。
OASIS - HULL ARENA 2002(Specil Bonus 2CDR)
Live at Hull Arena, Hull, UK 2nd July 2002 TRULY AMAZING SOUND
2002年「HEATHEN CHEMISTRY」ツアー序盤の貴重なウォームアップ・ギグを収録した限定プレスCDのリリースには、それに相応しいツアー序盤の貴重音源を初回納品分に付属させたいと思います。ヨーロッパ各地で行われた一連のウォームアップを済ませたオアシスは7月に入ると伝説のフィンズベリー・パーク三夜連続公演を行う訳ですが、その前に母国イギリス・エリアで行われたコンサートが7月2日のハル・アリーナ。
2002年の大一番フィンズベリー・パークを前に行われた最後のギグがこの日ですので、正に最後の仕上げともいえる重要な一夜となったのです。
フィンズベリー・パークの前のギグというだけでもマニアが注目するには十分な価値を持っている歴史的音源となる訳ですが、このコンサートを捉えたオーディエンス録音の聞き心地は素晴らしいものがある。演奏には奥行きというか距離感があり、その点では万人向けなクオリティとまではいかない。しかしマニアなら問題なく楽しめてしまうレベルでもあり、この奥行きのある音像がむしろ聞きやすく感じてしまうのでは。
何しろフィンズベリー・パークを直前に控えたギグですので会場の盛り上がりも素晴らしく、リリースされたばかりの「HEATHEN CHEMISTRY」収録曲に対しても熱狂的なまでに合唱が起きている。しかし合唱が演奏を覆いつくすことはなく、奥行きのある音像なのにオアシスの演奏がちゃんと通って聞こえる点がポイント。
中でもリアム・ギャラガーの声がイイ感じのバランスで捉えられており、先の大一番を前に彼が絶好調である様がしっかりと伝わってくる。もうリアムの声の調子よさとテンションの高さは相当なもので、見事なまでにフィンズベリー・パークを予見させてくれるというもの。
実際にリアムはオープニング「Hello」からして一聴して理解できるレベルでエンジン全開であって、その勢いが「Hung In A Bad Place」で早くもピークを迎えてしまうという凄まじさ。それでいて「you got me!」と叫ぶ場面になるとまだぎこちなさが残っているのがツアー序盤ならでは。その後もほとんどの曲をハイテンションに歌いあげており、つくづく特別な時期であったことを思い知らされます。
そんな飛ばしまくる弟に負けじとノエル・ギャラガーも元気いっぱいで、「She's Electric」を始める前のMCの饒舌さ、あるいは「Don't Look Back In Anger」をこれまた一聴して解るほどに上機嫌な様子で歌い、そこからコーラスを観客に嬉々と合唱させている様子も伝わってくる。奔放なリアムに余裕たっぷりなノエルというギャラガー兄弟二人の長所が完全に機能したからこその名演だと呼べるかもしれません。
例えば当時の新曲である「Stop Crying Your Heart Out」でリアムが勢い余って歌い損じてしまってもノエルがしっかりフォローして歌いつなぐ。正にこの日のオアシスのエンジン全開ぶりを物語るようなハプニングまで微笑ましい。あのフィンズベリー・パーク直前だからこそのハイパーなステージをマニアに楽しんでいただきたく、同じように絶好調だったベルリンのギグのリリースに打ってつけなボーナスCD-Rとして付属します。この隠れた名演を収めた貴重音源をお見逃しなく!
Disc 1 (47:41)
01. Fuckin In The Bushes
02. Hello
03. The Hindu Times
04. Hung In A Bad Place
05. Go Let It Out
06. Columbia
07. Morning Glory
08. Stop Crying Your Heart Out
09. Little by Little
10. D'You Know What I Mean ?
Disc 2 (51:29)
01. Cigarettes & Alcohol
02. Live Forever
03. Better Man
04. She's Electric
05. Born On A Different Cloud
06. Acquiesce
07. Force Of Nature
08. Don't Look Back In Anger
09. Some Might Say
10. My Generation
(メーカーインフォによる)