★最初の220枚のみ、ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
★初回ナンバー入りステッカー付きに限り『McGOVNEY'S GARAGE 1982:40th Anniversary Revised』が特別に付属致します。
ご注文時メーカー完売の場合がございます。ご了承頂いたうえでのご注文を御願いします。

METALLICA - NO LIFE 'TIL LEATHER: DEFINITIVE EDITION(1CD)
plus Bonus 2CDR "McGOVNEY'S GARAGE 1982: 40TH ANNIVERSARY REVISED"* Numbered Stickered Edition Only

ULTIMATE & UPGRADE EDITION!!!

 

　ヘヴィメタル史上最強のバンド「デイヴ・ムステイン入りのMETALLICA」。その究極スタジオ・アルバムがリニューアル・アートワークで復刻です！

　そんな本作は、ムステイン時代のMETALLICAが残したスタジオ録音を史上最高峰クオリティで総ざらいしたもの。まずは、本作に刻まれている４つのスタジオ録音を俯瞰してみましょう。

 

・『NO LIFE 'TIL LEATHER』のオリジナル・マスター（７曲）
・『MEGAFORCE DEMO』のアップグレード・マスター（２曲）
・『NO LIFE 'TIL LEATHER』の公式再発版（７曲）
・最初期「Hit The Lights」の公式再発版（１曲）

 

　以上の全17曲。初期METALLICAのデモは他にもありますが、そのほとんどが「ガレージ録音」。スタジオではなく、当時のベーシストだったロン・マクガヴァニー宅のガレージで記録されたものでした。上記は、それらと一線を画す「スタジオ録音」であり、これで全部です。それでは、それぞれ個別にご紹介していきましょう。

 

●『NO LIFE 'TIL LEATHER』の編集前カセット（７曲）
　まず最初に登場するのは「世界一有名なデモ」と言われた『NO LIFE 'TIL LEATHER』。しかも、当時METALLICAの名を世界中に広めたバージョン（以後、本稿では「正規版」とします）ではなく、その編集前のオリジナル・バージョンです。マクガヴァニーが秘蔵していたテープからデジタル化されており、正規版ではカットされていたカウントや会話声も収録され、曲順も録音順そのまま。伝説のセッションが丸ごと甦るのです。

　そして、長さ以上に衝撃なのがサウンド。実のところ、この伝説セッションは２台のレコーダーで同時に録音されており、大元マスターの１本はラーズ・ウルリッヒ、もう１本はマクガヴァニーの手に残りました。そのうち、正規版となって世界中に広まったのはラーズ系統のマスター。それも「4thジェネ・コピー」と言われています。それに対して本作の元になっているのは先述の通りマクガヴァニー系統マスター。編集作業などを経ていない「1st-2ndジェネ」とされ、正規版よりグッと若いのです。しかも、本作はオリジナル・マスターの最高峰版。細心マスタリングで磨き込まれており、あくまでも歪みや劣化が起きないギリギリの線でド迫力に迫るパワフル・バージョンなのです。

　そして、その内容はまさに「真のデビュー作」。そもそも『NO LIFE 'TIL LEATHER』は一般的に「デモ」と思われていますが、本来はデビューEPとなるべく作られたもの。パンクレーベル「HIGH VELOCITY」のオーナー（ケニー・ケイン）が出資して制作されたのですが、出来上がった録音を聴いたケニーは、METALLICAがパンクバンドではないと気づいた（アホみたいな話ですが、それほど当時のMETALLICAが前例のない革新的なサウンドだったわけです）。そして、デビュー話は立ち消え、結果デモとして広まることになった。つまり、このセッションはレコードデビューのつもりで作っていますから、当然、全曲アレンジも完成されており、すでにライヴを重ねているだけに普通のスタジオアルバムよりもこなれているほど。しかも演奏には「これで世界に打って出てやる!!」という若い気合いがギュウづめなのですから、もはや「デモ」などという言葉で語られるレベルではないのです。

 

●『MEGAFORCE DEMO』のアップグレード・マスター（２曲）
　続くのは、これまた有名な伝説デモ『MEGAFORCE DEMO』の２曲「Whiplash」「No Remorse」。最大のポイントは、２大カリスマ「ムステイン＆クリフ・バートン」が共演した唯一無二のスタジオ録音であること。クリフが加入した新編成をレーベル各社にお披露目するため、ベイエリアの地元ラジオ局「KUSF」で録音されたもの。こちらもガレージの手作り録音ではなく、れっきとしたプロ収録です。

　2020年に新発掘された最高峰更新マスターを使用しているのですが、そのサウンドたるや他タイトルとは比べものにならない。他タイトルの『MEGAFORCE DEMO』はノイズまみれがデフォで、それをいかに綺麗にマスタリングするかが優劣を決めていました。ところが、今回の新マスターはそのノイズが「ない」。さすがに『NO LIFE 'TIL LEATHER』ほどの艶は望めないかもしれませんが、今まで宿命だったチリチリ感もゴワゴワ感もない滑らかサウンドで、天才ムステイン＆バージョンの超貴重共演が甦るのです！

　また、『NO LIFE 'TIL LEATHER』にこの２曲が加わったことで（ベースソロ以外の）『KILL EM’ ALL』全曲が揃う。つまり、本作こそが真のオリジネイター：デイヴ・ムステイン版の『KILL EM’ ALL』そのものなのです。

 

●『NO LIFE 'TIL LEATHER』の2015年オフィシャル再発版（７曲）
　後半に登場するのは、再び『NO LIFE 'TIL LEATHER』。その別バージョンです。冒頭に収録したのはマクガヴァニー系統マスターでしたが、こちらはラーズ系統マスターから生まれた正規版。ただし、1982年当時のものではなく、2015年の“レコードストア・デイ”のためにオフィシャルが正式再発したバージョンなのです。当初は“レコードストア・デイ”でカセット版が再発され、その後にCD盤が一般発売するという計画だったのですが、その後にCD盤リリースの話は立ち消え（ムステインの楽曲クレジットをラーズが欲しがり、それをムステインが断ったために頓挫したそう）。結果、カセット版だけが日の目を見たのです。

　ところが、このカセット版も難問でした。そもそも記念品としてあっと言う間に完売。早々に激レア・アイテムと化してしまいました。ここに収録されているのは 、その「2015年再発カセット版」。カウントなどが削除された正規版ではあるものの、そのサウンドは過去最高峰。『NO LIFE 'TIL LEATHER』と言えば、1982年のオリジナル・リリース版は入手困難でしたし、もし入手できても再生を繰り返したワカメなものも多かった。そんな中で、本作はラーズ本人が所有する大元マスターが使用されており、さらに公式似デジタル・マスタリングも施されている。冒頭の「オリジナル・マスター」とは違いながらも、公式作品然とした究極バージョンなのです。

 

●最初期「Hit The Lights」のオフィシャル再発版（１曲）
　最後に収録されているのは、コンピレーション盤『METAL MASSACRE』の初回プレスに提供された「Hit The Lights」。ジェイムズ・ヘットフィールドがLEATHER CHARM時代に書いた曲で、まだバンドが完成していない時点に録音された、正真正銘「METALLICA最古の録音」です。ジェイムズが出来に不満だったため、セカンドプレス以降（90年代の復刻CDでも）では『NO LIFE 'TIL LEATHER』テイクに差し替えられましたが、1stプレス盤は黒人ギタリスト・ロイド・グラントのソロが聴ける幻のオフィシャル・テイク。本作はよくあるアナログ起こしではなく、METAL BLADEレーベル20周年ボックス（もちろん廃盤）で実現したオフィシャルCD化テイクをロスレスで収録しています。

 

　以上、全17テイクに及ぶデイヴ・ムステイン時代の究極スタジオ・アルバムです。本作はMETALLICAのスタート地点というだけでなく、MEGADETHの原点……いえ、音楽ジャンル“スラッシュ・メタル”のデビュー・アルバムと言っても良い。ヘヴィメタル史の最強バンドであった「ムステイン入りMETALLICA」の至宝、どうぞ永久保存プレスCDで存分にご堪能ください。

 

★デイヴ・ムステイン時代に残された全スタジオ録音を最高峰クオリティで集成した１枚。『NO LIFE 'TIL LEATHER』はロン・マクガヴァニー所有のオリジナル・マスター版と2015年の公式再発版の２種を収録し、さらにムステイン＆クリフが共演した『MEGAFORCE DEMO』のアップグレード・マスター、幻ギタリスト：ロイド・グラントも参加した最古の「Hit The Lights」の計17曲。METALLICA／MEGADETH双方の原点であり、音楽ジャンル“スラッシュ・メタル”のデビュー・アルバムともなる最高傑作です。

 

1. Motorbreath
2. The Mechanix
3. Jump the Fire
4. Seek & Destroy
5. Phantom Lord
6. Metal Militia
7. Hit the Lights

 

8. Whiplash
9. No Remorse

 

10. Hit the Lights
11. The Mechanix
12. Motorbreath
13. Seek and Destroy
14. Metal Militia
15. Jump in the Fire
16. Phantom Lord

 

METAL MASSACRE: Metal Blade's 20th Anniversary Box
17. Hit The Lights

★★特別企画

 

★「ムステイン版 KILL EM' ALL」となるスラッシュ・メタルの最高傑作『NO LIFE 'TIL LEATHER: Definitive Edition』。その初回限定ナンバー入りステッカー付きに限り、初期ガレージ録音を集成したデモアルバムの拡張盤『McGOVNEY'S GARAGE 1982: 40TH ANNIVERSARY REVISED』が特別に付属致します。

 

★同種のボーナス・タイトルは以前にご紹介した事もありますが、本作は２枚組（約１時間54分）にまで大幅増量された40周年記念盤です。

 

METALLICA - McGOVNEY'S GARAGE 1982: 40TH ANNIVERSARY REVISED(Bonus 2CDR)
Recorded at Ron Mcgovney's Garage, CA, USA March & April 1982

 

　本編プレスCDは、デイヴ・ムステイン時代METALLICAのスタジオ録音を最高峰クオリティで集成した１枚。まさにヘヴィメタル史上最高の大名盤です。その解説でも触れましたが、当店では初期METALLICAのデモを厳密に「スタジオ録音」と「ガレージ録音」に分けているものの、一般的には一緒くたに扱われています。そこで「スタジオ録音」を総まとめした本編プレスCDには、「ガレージ録音」を総まとめした本作もボーナス付属。一気に初期デモをコレクトしていただけます。

　そもそも、初期METALLICAのデモ・ブート事情は非常に複雑で、一体どれくらいのテイクがあるのか見当も付かない方も多いのではないでしょうか。まずは、デモ情報の整理。初期METALLICAのデモは、大きく以下の３つがあります。

 

・Ａ：ガレージ・デモ　←★本作★
・Ｂ：スタジオ・デモ『本編プレスCD』
・Ｃ：ライヴ・デモ『LIVE METAL UP YOUR ASS』

 

　「Ｂ：スタジオ・デモ」は、本編プレスCD『NO LIFE 'TIL LEATHER: DEFINITIVE EDITION』に総てがまとめられ、「Ｃ：ライヴ・デモ」はギフト・タイトルの『LIVE METAL UP YOUR ASS』１本でOK。残る「Ａ：ガレージ・デモ」を総ざらいしたのが本作のコンセプトなのです。METALLICAの初期デモは古くから無数のタイトルが存在してきましたが、そのベスト・マスタ集だったのが前回の『McGOVNEY'S GARAGE 1982』。本作は、１枚物だった前回盤から一気に37分以上も増量。1982年から40周年を記念するのに相応しい決定盤へと進化した２枚組なのです。そして、その内容は大きく５つに分けられる。早速、個別にご紹介していきましょう。

 

【DISC 1：ガレージ・デモ＋１（約63分）】
●初ライヴに向けたオーディション・テープ（２曲）
　まず登場するのは、通称「WHISKEY AUDITION TAPE」。ジェイムズ・ヘットフィールド、ラーズ、ムステイン、マクガヴァニーの４人でラインナップを固めたMETALLICAは、1982年３月にライヴ活動を開始。初ライヴはクラブ「Whiskey A Go Go」で行われたSAXONの前座でした。このテープは、その前座枠を獲得すべく、クラブに売り込んだ際のもの。NWOBHMバンドSWEET SAVAGEとSAVAGEのカバーで、初々しい演奏ぶりだけでなく公式には再録音されていない名曲「Let It Loose」も美味しいテープです（祈・再録音！）。

 

●ガレージでの練習テープ（６曲）
　この頃のMETALLICAは、マクガヴァニーのガレージで練習を重ねながら自分たちの個性を模索していきます。続いて登場するのは、そのリハーサル・練習風景を捉えたデモ。DIAMOND HEADのカバーや最初のオリジナル「Hit The Lights」「Jump In The Fire」も非常に初々しいバージョンで、まだまだ夜明け前。ジェイムズはヴォーカルに専念し、ギターは総てムステインです。楽器自体に慣れていく成長過程がたっぷり楽しめます。

 

●伝説デモ『POWER METAL』（４曲）
　ここまでは1982年３月の録音ですが、続く４曲は４月録音で通称「POWER METAL」として知られるデモ。まだギターソロに手探り感が残りますが、ジェイムズが再びギターを手にとっており、たった１ヶ月で別人のように上達。この超速な成長はライヴ活動を経てさらに加速し、３ヶ月後の1982年７月には歴史的な『NO LIFE 'TIL LEATHER』へと結実するわけです。

 

●ボーナス：サウンドボード・ライヴ（１曲）
　DISC 1の最後にボーナス収録されているのは「1982年８月４日Whiskey A Go Go」で録音されたNo Remorse」のライヴ。ムステイン時代のサウンドボード・ライヴと言えば、livemetallica.comでも販売されている「1982年10月18日」が有名ですが、それ以外のサウンドボードはこの１曲だけです。

　本作は基本的に「マクガヴァニーのガレージ録音」でまとめられていますが、このトラックだけは唯一の例外。と言うのも、このトラックは歓声をカットしたバージョンがデモとして流通するケースがままあり、英語wikipediaでも上記「ガレージ練習テープの一部」として紹介されている。コレクションとして探される手間を省く意味でも最長版でここに収録致しました。また、前回盤では聴けなかった今回の増量テイクでもあります。

 

【DISC 2：作曲用のリフ・テープ（約50分）】
　そんなボーナス・ライヴ以上に増量の要となっているのがDISC 2。作曲のためにメモ代わりにリフやフレーズが録音されたテープです。前回盤でも同種の録音が約17分収録されていましたが、その後にマクガヴァニー所有のテープが発掘。一気に50分以上に増量されたのです。

　しかも、その内容は極めてディープ。マクガヴァニー所有のテープなのでムステイン時代となるわけですが、そのリフは『KILL 'EM ALL』収録曲に留まらない。『RIDE THE LIGHTNING』や『...AND JUSTICE FOR ALL』『BLACK ALBUM』、果ては『HARDWIRED... TO SELF-DESTRUCT』のリフまで登場しているのです。そして、それ以上に興味深いのがMEGADETHのリフも大量に出てくること。両バンドのファンであれば、「どのリフをジェイムズが考案し、どのリフがムステインの置き土産だったのか」は誰もが気になるところ。このテープは、その解明の重要な証拠品でもあるわけです（なお、本作は海外マニアのリサーチに従って26トラックに分けていますが、本当はもっと多彩なリフが登場します。中にはまだ未使用と思われるリフもありますし、最終版とはかなり違った変奏もあります）。

 

　本編プレスCDの『NO LIFE 'TIL LEATHER: DEFINITIVE EDITION』と違い、ガレージ録音の本作は、いかにもデモらしいサウンドが万人向けとは言えません。しかし、だからこそ彼らのルーツ、素人だった当時の様子がダイレクトに伝わり、１テイクごとに上達し、曲が練られ、音も良くなっていく様もリアル。バンド経験のある方なら、思い出とリンクしてより一層METALLICAに親しみが湧くのではないでしょうか。

　こんなロマン溢れるのも（幾多のデモ・ブートとは違い）キチンと整理され、時系列で聴ける本作ならでは。本作→『NO LIFE 'TIL LEATHER: Definitive Edition』→『KILL 'EM ALL』の順に聴けば、第一歩からデビューまでの歩みを伴走できる。その後、数々の革命を起こすMETALLICA、そして彼らを追撃することになるムステイン。音楽業界さえ変えてしまうヒーロー達の門出を、ぜひご自身の耳でお確かめください！

 

Disc 1 (63:12)

"WHISKEY AUDITION TAPE"
1. Killing Time
2. Let It Loose

 

"PRACTICE / REHEARSAL"
3. Hit The Lights
4. Jump In The Fire
5. Sucking My Love
6. The Prince
7. Am I Evil?
8. Helpless

 

"POWER METAL DEMO"
9. Hit The Lights
10. Jump In The Fire
11. The Mechanix
12. Motorbreath

 

BONUS TRACK
Whiskey A Go-Go, Hollywood, CA, USA 4th August 1982
13. No Remorse

 

"WRITING JAM 1982"
1. Seek And Destroy's Outro
2. Chosen Ones
3. Whiplash
4. Seek And Destroy
5. Chosen Ones
6. Rust In Peace
7. Seek And Destroy's Outro
8. Curse Of The Pharaohs
9. Spit Out The Bone
10. Rattlehead ("Use Your Head" Section)
11. Bad Omen ("No One Can Save" Section)
12. Chosen Ones
13. My Last Words Arpeggio
14. Ride The Lightning
15. To Live Is To Die
16. Spitfire Cider
17. To Live Is To Die
18. Ride The Lightning
19. Seek And Destroy
20. Rust In Peace
21. Of Wolf And Man
22. Bad Omen
23. Creeping Death
24. Fight Fire With Fire
25. Call of Ktulu Intro
26. Ron & James' "Unfinished Song"