★名盤・名音源、再紹介（2015年1月再リリース）

 

DAVID BOWIE - ENTER GALACTIC(2CDR)
Live at Intenational Ballroom, Atlanta, USA 10th October 1997 PERFECT SOUND

ドラムン・ベースを大胆に導入し、物議をかもし出した1997年ボウイ衝撃のタイトル「アースリング」に伴うワールド・ツアーより、2ヶ月間に渡って大規 模に行われたアメリカン・ツアーの中盤、10月10日アトランタ公演を、サウンドボードに匹敵する超高音質オーディエンス録音で完全収録したファン必聴ア イテムが初登場！バック・メンバーは、変幻自在のギターで聴くもの全てを圧倒するReeves Gabrelsを始めとするOUTSIDE TOURの後半でもお馴染みの4人組で、全編に渡って長いツアーで鍛えた息の合ったバンド・プレイを聴かせてくれます。時にアコースティック、時にハード ダイナミクスと、テクニックとフィジカルなエモーションが高い次元で融合した究極のアンサンブルをたっぷりと堪能することが出来ます。話題となったエレク トロニクスを大胆導入した刺激的なサウンドは現在でも頻繁にプレイされているI'm Afraid Of Americans, Looking For Satellites、さらにはアルバム代表曲とも言えるスペイシーなLittle Wonderといった「アースリング」収録ナンバーでたっぷりと堪能できます。アコースティカルなQuicksand、そして続くSupermenからス タートするオープニングから、エンディングのFame、White Light, White Heatまで、新旧を上手く取り混ぜたセットリスト全19曲は、全編に渡り聴き応え十分です。極上の演奏内容、そして桁外れに素晴らしいこの驚愕の音質。 ファンは間違いなくコレクションに加えて頂きたい大推薦盤です。

★beatleg誌　vol.53（2004年12月号）のレビュー要約です。ご参考まで。

　今となってはかなり異色だったと思われるアルバム「アースリング」時のツアーである1997年10月10日アトランタ公演を、極上のオーディエンス録音 ソースを元に収録した究極のタイトルが登場。DAT録音だと推測されるが、見事なまでの音圧並びに迫力は他のブートレグとは圧倒的な差があり、正に会場内 に参加して目の前でライブを見ているような錯覚を起こすくらいの代物だ。オープニングから最後まで掛け値なしに楽しめる素晴らしい音質。また、ボウイの側 もツアーがこなれまくっているので、演奏は当然言う必要もないくらいに最高峰で、ボウイもかなり好調のようだ。なんと云ってもバック演奏付きの「My Death」は異常に新鮮に聞こえ、その旋律の良さに改めて感動できることは間違いない。今となっては懐かしい「The Man Who Sold The World」のアレンジも忘れてはならない一曲だろう。『アウトサイド』『アースリング』と立て続けにリリースしたツアーの割には既に演奏されている楽曲 は減ってきているのも、秀逸な楽曲が多すぎる悩みなのだろうが、アンコール前を締める「リトル・ワンダー」はやはり斬新なセンス。10月8日のライブでは 過去最長のスーパーロングセットリストでこのツアー時に持っていた楽曲全てを演奏していたためか、この日はアンコール後も少なく「O Superman」「All The Young Dudes」なども演奏されず仕舞だったのが残念。できれば8日のショウの完全版などがリリースされると嬉しいところだが、10日のショウとしてこれ以上 は望めないタイトルであることに変わりはない。是非聴いてみてもらいたいクオリティだ。

Disc 1
1. Quicksand 2. The Supermen 3. Waiting For The Man 4. My Death 5. The Jean Genie
6. I'm Afraid Of Americans 7. Look Back In Anger 8. Seven Years In Tibet 9. Strangers When We Meet
10. The Man Who Sold The World 11. Fashion

Disc 2
1. Looking For Satellites 2. Under Pressure 3. Panic In Detroit 4. Hallo Spaceboy
5. Scary Monsters (And Super Creeps) 6. Little Wonder
encores
7. Fame 8. White Light, White Heat

David Bowie - vocals + 12 string guitar + sax Reeves Gabrels - guitar + vocals.
Gail Ann Dorsey - bass + vocals + keyboard Zachary Alford - drums + percussion
Mike Garson - piano

(メーカーインフォによる）