★名盤・名音源、再紹介(2011年10月リリース)
AC/DC - SHOOK THE NIGHTS(6CDR, White Label)
Frank Erwin Center, Austin, TX. USA 11th October 1985 STEREO SBD
Irvine Meadows Amphitheatre, Laguna Hills, CA. USA 13th August 1986 STEREO SBD
National Tennis Centre, Melbourne, Australia 8th February 1988 STEREO SBD
過去10年に渡って「LANGLEY」「POWER GATE」レーベルでリリースされていた、AC/DCの1980年代中期の超高音質ステレオ・サウンドボード音源タイトルより、「ベスト・オブ・ベスト」 なソースをチョイス。「WE SALUTE YOU!」「BACK IN IRVINE」「BLOW UP MELBOURNE」というタイトルでリリースされていた最高峰のサウンドボード音源を、適宜2011年の技術でリマスター収録することで、それぞれが、 最強・最高のAC/DCタイトル6枚組に生まれ変わりました。ノイズのトリートメントは勿論、全て、全体の音像を整え、各公演毎にベストなサウンドを実 現。AC/DCは1980年代前半期の「BACK IN BLACK」「FOR THOSE ABOUT TO ROCK」のブライアン加入後の2大傑作アルバムの大成功で、その人気はピークに達するものの、以降「FLICK OF THE SWITCH」「FLY ON THE WALL」「WHO MADE WHO」(新曲入りのベスト)「BLOW UP YOUR VIDEO」といった1983年から1988年までのアルバムは、楽曲の出来がイマイチということもあり、チャートアクションも芳しくなく、商業的には低 迷期とされていました。しかしながら、アルバムの不振にも関わらず、ツアーの観客動員数は全く衰えなかったというのは事実であり、この80年代中期も各年 代ごとに凄まじいばかりのライブを展開していました。それを証明するのがこの6枚組と言えるでしょう。日本では、1982年以降、来日はぱったりと途絶え てしまっていたので、その辺のニュアンスがメディアから上手く伝えることが出来ず、どうにも地味な印象があった時期でしたが、海外では80年代AC/DC 人気が衰えていたことは無く、「いつの時代もAC/DCは別格」という盤石の評価が確立されていたのは、この圧倒的なライブパフォーマンスを聴けば、誰し もが納得することと思います。ディスク1&2には1985年「FLY ON THE WALL」から10月11日はテキサス、オースチン公演が、ディスク3&4には1986年「WHO MADE WHO」ツアーより8月13日アーヴァイン・メドウズ公演が、そしてディスク5&6には「BLOW UP YOUR VIDEO」ツアーからの序盤の2月8日、祖国オーストラリアはメルボルン公演を、それぞれオフィシャル級の超高音質ステレオ・サウンドボードで収録して います。セット的にはお馴染みの定番曲に加え、ツアーごとの特色として、1985年ツアーは「FLY ON THE WALL」からタイトル曲、Shake Your Foundations, Sink The Pinkが、1986年には「WHO MADE WHO」からタイトルトラック、初期のShe's Got Balls、そして「FLY ON THE WALL」、1988年は、渾身の新作「BLOW UP YOUR VIDEO」からのシングルHeatseekerとThat's The Way I Wanna Rock 'N' Roll、初期のHigh Voltageがセットインしています。不変の美学を貫く、史上最強のロックンロール・バンドAC/DCのライブの魅力をリアルこの上ない完璧サウンドで たっぷりとに楽しむことができる怒涛の6枚組。
★beatleg誌 vol.138(2012年1月号)のレビュー要約です。ご参考まで。
1985年「Fly On The Wall Tour」、1986年「Who Made Who Tour」、1988年「Blow UpYour Video Tour」という80年代のツアーから、3公演のサウンドボード音源をまとめた6枚組CD-Rが登場した。3公演とも過去にリリースされていた音源だが、 最新リマスターにより音が整えられてより良いサウンドになっている。この時期は日本での人気は低迷していたものの海外での人気は相変わらず絶大だった。本 盤にはファンを熱狂させ続けてきた圧倒的なライヴが収録されている。DISC1+2は1985年10月11日のテキサスはオースチンでのライヴで、既発盤 のタイトルは『WE SALUTE YOU!』(Langley150)。このツアーならではの「Shake Your Foundations」「Sink The Pink」が聴けるのは貴重。
「Jailbreak」ではアンガスがストリップをやっていたようで演奏時間が12分半もある。ブライアンのヴォーカルが万 全ではないものの、終盤の演奏の迫力はもの凄い。「The Jack」の4:47にカットあり。DISC3+4は1986年8月13日のカリフォルニアはラグナヒルズでのライヴで、既発盤のタイトルは『BACK IN IRVINE』(PowerGate004)。このツアーでは古い曲だが「She's Got Balls」が聴けるのが嬉しい。「Jailbreak」のエンディング部分に関係ないドラムの音が混ざっていて、「Whole Lotta Rosie」だけは別のオーディエンスマスターが使用されている。DISC5+6は1988年2月8日のオーストラリアはメルボルンでのライヴで、既発盤 のタイトルは『BLOW UP MELBOURNE』(PowerGate008)。1曲目の「Who Made Who」はDISC3のテイクと同じもので「You Shook Me All Night Long」もDISC4のテイクと同じ。
「Jailbreak」も別の日のマスターが使用されており、マスターに未収録だった曲を他のマスターで補って当 日のセットを再現している。このツアーでは「Heatseeker」と「That's The Way~」、古い「High Voltage」がレア。14分半に及ぶ「Let ThereBe Rock」が凄すぎる。ちなみにドラマーは3公演ともサイモン・ライトだ。
Live at Frank Erwin Center, Austin, TX. USA 11th October 1985
Disc 1
1. Intro 2. Fly On The Wall 3. Back In Black 4. Shake Your Foundations
5. Dirty Deeds Done Dirt Cheap 6. You Shook Me All Night Long 7. Sin City 8. Jailbreak
9. The Jack 10. Shoot To Thrill
Disc 2
1. Highway To Hell 2. Sink The Pink 3. Whole Lotta Rosie 4. Let There Be Rock
5. Hells Bells 6. T.N.T. 7. For Those About To Rock (We Salute You)
Live at Irvine Meadows Amphitheatre, Laguna Hills, CA. USA 13th August 1986
Disc 3
1. Who Made Who 2. Shot Down In Flames 3. Back In Black 4. Dirty Deeds Done Dirt Cheap
5. Fly On The Wall 6. She's Got Balls 7. Jailbreak 8. The Jack 9. Shoot To Thrill
Disc 4
1. You Shook Me All Night Long 2. Whole Lotta Rosie 3. Let There Be Rock
4. Highway To Hell 5. T.N.T. 6. Hells Bells 7. For Those About To Rock (We Salute You)
Live at National Tennis Centre, Melbourne, Australia 8th February 1988
Disc 5
1. Who Made Who 2. Shoot To Thrill 3. Dirty Deeds Done Dirt Cheap 4. Back In Black
5. Heatseeker 6. That's The Way I Wanna Rock 'N' Roll 7. You Shook Me All Night Long
8. Jailbreak
Disc 6
1. Rock And Roll Ain't Noise Pollution 2. High Voltage 3. Whole Lotta Rosie
4. Let There Be Rock 5. Highway To Hell 6. T.N.T. 7. For Those About To Rock (We Salute You)
Brian Johnson - Vocal Angus Young - Guitar Malcom Young - Guitar Cliff Williams - Bass
Simon Wright - Drums
STEREO SOUNDBOARD RECORDING
(メーカーインフォによる)