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VAN HALEN - CHARLOTTE 1984 2ND NIGHT(2CD)
Live at Charlotte Coliseum, Charlotte, NC, USA 14th February 1984 PERFECT SOUND(from Original Masters)
VAN HALEN史上……いや、ロック史上の金字塔である栄光の“1984 Tour”。そのフルショウを永久保存する新たなマスター・ピースが登場です。
そんな本作に刻まれているのは「1984年2月14日シャーロット公演」。その極上オーディエンス録音です。1984年と言えば、絶頂中の絶頂にも関わらず、フルのサウンドボードもプロショットも残されなかった大穴の時代。それだけに数々の傑作オーディエンス録音が発掘され、当店でも多数ご紹介してきました。本作は、その中でも個性的な1本。その意味をご説明するためにも、各レッグの代表作と共に栄光のワールド・ツアーを日程で振り返ってみましょう。
《1月9日『1984』発売》
“1984 Tour”
・1月18日ー2月23日:北米#1(25公演)←★ココ★
・3月7日ー4月6日:北米#2(22公演)
・4月14日ー5月22日:北米#3(24公演)←※SAN DIEGO 1984 1ST NIGHT
・6月2日ー7月16日:北米#4(30公演)←※DEFINITIVE MADISON 1984
“MONSTERS OF ROCK Tour”
・8月18日ー9月7日:欧州(7公演)←※STOCKHOLM 1984他
※注:記載タイトルは各レッグの代表作のみ。
これが1984年のVAN HALEN。大雑把に「フルセットの北米」と「Monsters Of Rockツアーの欧州」に二分され、特に人気が高いのは前者。全米ツアーもオフを挟んで4つに大別でき、本作のシャーロット公演はその中でも最も初期となる「北米#1」の19公演目にあたるコンサートでした(ちなみに2週間前[2月1日]の同会場でも録音が残されていますが、本作は2日目の方です)。
そんなショウはツアー序盤を代表する名録音が残された事でも知られており、本作はその名録音の最高峰盤。独自ルートでコア・コレクターからもたらされたベスト・マスターなのですが、これが実に実に素晴らしい。実のところ、Youtubeにもアップされているほどの有名録音だったりするのですが、それを聴いて侮らないでいただきたい。本作は録音は同じでも、クオリティはまったくの別物級。そもそも19分も長いフル収録です(「Oh, Pretty Woman」の途中でテープチェンジのカットがありますが、他に欠けはありません)し、サウンドも比べものにならないほど良いのです。
そのサウンドはクリアで力強い。音色的にサウンドボードと間違えるタイプではないものの、かと言ってスカスカ感や距離感がまるでない。特にデイヴのヴォーカルはサウンドボードのように鮮やかで歌詞の一語一語まではっきりクッキリ。もちろん、ヴォーカルのスゴ味が目立つというだけであって、演奏音にも文句なし。三者三様の演奏が絡み合っても混じり合わず、輪郭まで鮮やか。既発によってはヒスの強いマスターもあったのですが、本作はサッと晴れていてその心配もない。絶頂の大熱狂も吸い込んではいますが、それも妙に遠く、力強い演奏音の方が遙かに間近に感じられるのです。
そんなダイレクト・サウンドで画かれるのは、ツアー序盤だからこそのムードたっぷりのフルショウ。前述のように全米ツアーは“MONSTERS OF ROCK Tour”よりも長いフルセットで人気。ここでその内容を整理しておきましょう。
●1984
・Hot For Teacher/House Of Pain/I'll Wait/Girl Gone Bad(★)/1984/Jump/Panama
●クラシックス
・炎の導火線:On Fire/Runnin' With The Devil/Jamie's Cryin’(★)/You Really Got Me/Ain't Talkin' 'Bout Love(★)
・暗黒の掟:Everybody Wants Some!!
・戒厳令:Unchained
・ダイヴァーダウン:Little Guitars/Cathedral(★)/(Oh) Pretty Woman
※注:「★」印は“MONSTERS OF ROCK Tour”では演奏していない曲。
……と、このようになっています。セット自体は名作『SAN DIEGO 1984 1ST NIGHT(Zodiac 425)』『DEFINITIVE MADISON 1984(Zodiac 525)』と同じなのですが、演奏の雰囲気はだいぶ違う。何と言いますか、“1984 Tour”の他公演がハイテンポでかっ飛ばして気味なのに比べると、この日はゆるめ。もちろん、ピッチは合っているので、これが現場の真実。オリジナルのスタジオ作に近く良く言えばダイナミックな一方、ともすれば大味にも感じられます。
カン違いしないで頂きたいのは、テンションの低いダルいショウというわけではない。むしろ、ところどころで凄まじい気迫も吹き出す。一番はエディのギターソロでしょうか。とにかく長い。普段から10分超えしていますが、この日は特に長く16分に渡る大熱演をブチかます。しかも、その内容も弾きに弾いて弾き倒し、その思わず「楽屋でなんかあったの?」と訊きたくなるほどの熱量なのです。
1本1本が文化遺産急な“1984 Tour”アルバムであり、普段とは一風変わった雰囲気のフルショウを味わえる新名盤です。ツアー序盤を代表する名録音の最長/最高峰マスターを永久保存するプレス2CD。どうぞ、心ゆくまで存分に味わい尽くしてください。
★「1984年2月14日シャーロット公演」の極上オーディエンス録音。“1984 Tour”序盤を代表する名録音で、最長/最高峰クオリティのベスト・マスターからCD化された銘品です。既発群を一蹴するクオリティで、普段よりもじっくりテンポでダイナミックなフルショウを極上体験できます。
Disc:1 (46:59)
1. Intro
2. Unchained
3. Hot for Teacher
4. Drum Solo
5. On Fire
6. Runnin' With the Devil
7. Little Guitars
8. Cathedral
9. House of Pain
10. Bass Solo
11. Jamie's Cryin'
12. I'll Wait
Disc:2 (66:08)
1. Keyboard Solo
2. Everybody Wants Some!!
3. Girl Gone Bad
4. 1984
5. Jump
6. Guitar Solo
7. Oh, Pretty Woman
8. Panama
9. You Really Got Me
10. Ain't Talkin' 'bout Love incl. Happy Trails
David Lee Roth - Lead Vocals
Eddie Van Halen - Guitars, Vocals
Michael Anthony - Bass, Vocals
Alex Van Halen - Drums
(メーカーインフォによる)