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THE ROLLING STONES - L.A. FORUM 1975 5TH NIGHT: MIKE MILLARD MASTER TAPES(3CD)
The Forum, Inglewood, CA, USA 13th July 1975 ULTIMATE SOUND
UPGRADE
音源を公開するプラットフォームを変えたことでミラード・マスターの公開が可能となったローリング・ストーンズ1975年のLAフォーラム残りの録音。さっそく大センセーションをば巻き起こしている7月12日『L.A. FORUM 1975 4TH NIGHT: MIKE MILLARD MASTER TAPES』に続いてのフィナーレにして真打、7月13日のマスターが遂に公開の運びと相成りました。LP時代におけるミラード録音のランドマークがZEP「エディー」だとすればCD時代のそれが今回のストーンズ75年LAフォーラム最終日ではないでしょうか。
この日も今や公式『L.A. FRIDAY(LIVE 1975)』からしれっと改められた『L.A. FORUM(LIVE IN 1975)』にてマルチトラック録音がリリースされて世界中のマニアを驚かせたものですが、だからと言ってこの日のミラード録音に対して「公式があるからいらない」などと無粋なセリフがよぎるマニアはどこにもいないはず。それどころか今なお衝撃的なクオリティの素晴らしさはまったく色褪せていない。
あまりにも懐かしいSilver Rarities製『I NEVER TALKED TO CHUCK BERRY』を皮切りとしてIMP製『L.A. FORUM 75』、そしてロングセラーとなったVGP製『WHO WENT TO CHURCH THIS SUNDAY?』といった名盤でミラード録音の魅力、さらには75年ツアーの魅力に触れさせてもらったというマニアは数知れず。それ以前に出回っていたLAフォーラム前日の映像はグニャグニャな画質、一応サウンドボードながらバランスがイマイチだっただけに、なおさら今回の音源に打ちのめされたマニアが多かった。
そんなミラード一世一代の名オーディエンスも先の公式リリースによって一旦は役目を終えたかのように思えたものの、やはりこの日の卓越した録音状態、何よりLAならではの盛り上がりとストーンズの振り切れた演奏がフォーラムに響き渡る様子を絶妙なバランスで捉えた録音はマルチトラックを前にしても遜色なく、むしろJEMSによる一連のミラード・マスター公開の中にあって、当然この日の発掘も待ち望まれていたもの。
同じように75年のミラード録音でサウンドボードが存在するZEPロングビーチ初日のウルトラ・オーディエンスも色褪せなかったのですが、それの相手がPAアウトだったのに対し、今回はマルチトラックとなってもなお魅力を放ち続けてみせるミラード録音の凄まじさよ。
特に長年の定番であったVGP盤で極められたかのように思えた7月13日ですが、それも今回のマスターの前では霞んでしまう無情の世界。実にナチュラルで音の深みや広がりがまるで違う。正にマスター・カセットならではの威力をまざまざと見せつけられる思いです。
さらに今回のマスター発掘によって改めて元の録音状態が明らかに。カセット替えによって大きく目立つカット・ポイントは二つ。まずは「Fingerprint File」最後の部分がカセットの切れ目に当たってしまいます。今と違い先に挙げたアイテムの時点では13日以外のミラード録音が9日しか出回っておらず、またLP時代の別録音『1975 TOUR OF THE AMERICAS』はこの曲が10日のテイクだったせいもあり、結果として一曲まるまる9日のテイクに差し替える、あるいはエンディングのみ9日で補填するという手法がとられてきました。
もう一つは「Brown Sugar」終了直後。ミックが「サンキューベリマッ」まで言ったところで録音が終わってしまったのですが、ここは補填のしようがないせいもあって既発盤のほとんどが放置プレイ。唯一ミックの台詞を「サンキューベリマッチ」と完全に収録していたのがSODD製『THE COMPLETE LA SUNDAY TAPES』でした。
ところが公式がリリースされ、この場面も完全に収録されてみれば実際にはミックが「サンキューベリマッチ、ロサンジェリ~ス」と発していたことが明るみになり、SODD盤は他の個所でミックが発した「サンキューベリマッチ」をコピペしたフェイク編集であったことが判明。
逆に言えば、それらのアイテムがリリースされた時点では、そうした処理でしか対応のしようがなかったのだとも言えるでしょう。だからこそ今回は公式を補填要員として駆使することによって通しで13日でまとめられた全長版を実現。
今までありそうでなかった手法、しかも初のマスターからの収録というだけでの画期的なリリースとなるのですが、何より驚かされるのが公式、つまりマルチトラックで補填しても意外なほど違和感がないということ。12日のリリースの際に施された補填からも実証されたように、今回の編集によってもミラード録音のクオリティが実証される結果となったのです。
この完全13日編集、なおかつ圧倒的なアッパー感がひたすら素晴らしいマスターならではの音質。今さら演奏内容など触れる必要もないほど世界中のマニアに愛されてきた(何度も繰り返し聞きましたよね?)ミラードによるストーンズ録音の頂点のオリジナル・マスターは世界遺産レベル。音質も内容も完璧な状態で永遠の名作を心ゆくまでお楽しみください。誰もが打ちのめされたLAフォーラム75年7月13日ミラード録音究極の形!
Disc:1 (59:25)
1. Fanfare For The Common Man Intro
2. Honky Tonk Women
3. All Down The Line
4. If You Can't Rock Me / Get Off Of My Cloud
5. Star Star
6. Gimme Shelter
7. Ain't Too Proud To Beg ★演奏終了後でテープチェンジ
8. You Gotta Move
9. You Can't Always Get What You Want
10. Happy
Disc:2 (53:04)
1. Tuning & MC
2. Tumbling Dice
3. Band Introductions
4. It's Only Rock 'n Roll
5. Doo Doo Doo Doo Doo (Heartbreaker)
6. Fingerprint File ★8:49 - 9:04 公式音源で補填
7. Angie
8. Wild Horses
9. That's Life
10. Outa Space
Disc:3 (45:13)
1. Brown Sugar ★4:12 - 4:15 公式音源で補填
2. Midnight Rambler
3. Rip This Joint
4. Street Fighting Man
5. Jumping Jack Flash
6. Sympathy For The Devil (with Jesse Ed Davis)
(メーカーインフォによる)