IRON MAIDEN - DEFINITIVE LIVE KILLERS(1CD)*2nd Press
Live at Nakano Sunplaza, Tokyo, Japan 24th May 1981 Evening Show STEREO SBD(UPGRADE)
世界のヘヴィメタルを変えた、ポール・ディアノ時代のIRON MAIDEN。その頂点に君臨してきた超極上ステレオサウンドボード・アルバムが2ndプレスで復刻リリース決定です。
そんな本作に刻まれているのは「1981年5月24日:中野サンプラザ公演」。その極上サウンドボード録音……そう、某公共放送局による伝説的なラジオ放送“FMライブ・スペシャル”の最高峰盤です!!
【伝説ライヴアルバムの最高峰盤】
この番組は、まさに伝説。当時から人気が沸騰していたIRON MAIDENだけに、ここでタイトルを列挙できないほど無数の既発が生まれた超・有名ライヴ。この駄文を読まれているあなたも、何らかしらの既発を1本はお持ちなのではないでしょうか。その中でも今なお超えるもののないベスト・マスターだったのが2003年に登場したLangleyレーベルの『LIVE KILLERS』でした。放送された全曲どころか番組冒頭から終了を告げるアナウンサーのコメント、放送されなかったアンコールの極上オーディエンスまでも完全収録。さらに、あらゆる既発を凌駕する超高音質サウンドは“IRON MAIDEN究極の1枚”と大絶賛を受け、ありとあらゆる既発を一掃してしまった衝撃作でした。
そのベスト・マスターを究極サウンドに磨き込んだのが本作。細心デジタルリマスターによって録音そのものが持っていたサウンドの限界に挑戦た最高峰更新盤なのです。そのサウンドはまさに至高。高音の鳴りを整え、グッと腰の入った低音にするなど、微に入り細に入っての微調整を繰り返し、“究極”と言われたサウンドの“さらに上”に迫った。さすがにサウンドボード部分は“究極”と賞されただけに劇的な変化とはいきませんでしたが、原音のナチュラルさを殺さない範囲で、可能な限りのトリートメントを施しました。
その一方、ほぼ別物に生まれ変わったのはアンコールの「Prowler」。この曲だけは超高音質オーディエンス録音が用いられていましたが、Langley盤では超高音質サウンドボードの後だけにペラペラの薄いサウンドに感じられ、“オマケ感”がどうしても拭えませんでした。しかし、本作ではFM放送にも迫るクリアさはそのままに、ググッと迫力が増し、“オマケ”ではなく、本編サウンドボードにも負けない堂々の“エピローグ”になっているのです。
こうして「究極”のさらに上」に挑戦した本作は、サウンドだけでなくライヴそのものも究極的。なにしろ、この初来日は、日本にとってはLED ZEPPELIN、DEEP PURPLEの初来日以来とも言える“新しい音楽文化の到来”であり、IRON MAIDEN自身にとっては初めて欧州から大洋を渡り、“地球の大きさを知った”ツアーでもあった。観客とバンドが互いに新鮮な刺激と喜びに満ちあふれ、その充実感をぶつけ合ったライヴなのです。
【本作から広がるディアノ時代コレクション】
また、ディアノ時代の頂点に君臨してきた本作ですが、その後さらに『COMPLETE BEAT-CLUB 1981(Zodiac 326)』『DEFINITIVE NIJMEGEN 1981(Zodiac 400)』も発掘。現在では3大ライヴ作となりました。良い機会ですので、ディアノ時代のサウンドボード・コレクションも整理してみましょう。まずは、最高傑作である本作の内容から。
●鋼鉄の処女(7曲+α)
・FMサウンドボード:Sanctuary/Remember Tomorrow/Strange World(★)/Phantom Of The Opera/Iron Maiden/Running Free/Transylvania
・未放送のAUD補完:Prowler
●キラーズ(9曲)
・Wrathchild/Purgatory/Another Life/Genghis Khan/Killers/Innocent Exile/Twilight Zone/Murders In The Rue Morgue/Drifter
※注:「★」印は『COMPLETE BEAT-CLUB 1981』『DEFINITIVE NIJMEGEN 1981』で聴けない曲。
……と、このようになっています。本作は貴重な「Strange World」まで完全オフィシャル級クオリティで楽しめるわけですが、ディアノ時代には上記以外にもサウンドボードで残されている曲も残されている。それも整理しておきましょう。
●本作以外のサウンドボード(4曲)
・「Prowler」「Charlotte the Harlot」……ボーナスDVDR『COMPLETE BEAT-CLUB 1981』でOK。
・「Women in Uniform」……公式DVD『THE EARLY DAYS』の“TOP OF THE POPS”出演が唯一無二のサウンドボード)
・「I Got The Fire」……『THE ULTIMATE COMPILATION 1978-1981』収録の公式シングル・テイク。
●その他(3曲)
・「Invasion」……オーディエンス録音しかなく、トニー・パーソンズ時代の『DEFINITIVE MUSIC MACHINE 1979』がベスト。
・「Burning Ambition」「Prodigal Son」……ライヴ記録なし。
これがディアノ時代の全曲。3曲以外は極上サウンドボードで楽しむ事が可能であり、本作はその要となる最高峰の1枚でもあるわけです。初来日の象徴であり、ディアノ時代の頂点に輝く最高傑作。そして、ディアノ時代コレクションの扉を開く第一歩ともなる歴史的超名盤。2ndプレスでここに堂々の復刻です。
★伝説の初来日を象徴してきた「1981年5月24日:中野サムプラザ公演」の極上サウンドボード録音。その史上最高峰盤です。長年ベスト・クオリティの王座を譲らない最高峰マスターをブラッシュアップした究極クオリティで、放送された全曲どころか番組冒頭から終了を告げるアナウンサーのコメント、放送されなかったアンコールの極上オーディエンスまでも完全収録。『鋼鉄の処女』『キラーズ』以上とも言えるディアノ時代の最高傑作盤です。
(79:11)
01. Radio Intro.
02. Wrathchild
03. Purgatory
04. Sanctuary
05. Remember Tomorrow
06. Another Life
07. Drum Solo/Another Life(reprise)
08. Band Introductions
09. Genghis Khan
10. Killers
11. Innocent Exile
12. Twilight Zone
13. Strange World
14. Murders In The Rue Morgue
15. Phantom Of The Opera
16. Iron Maiden
Encore
17. Running Free
18. Transylvania
19. Dave Murray Guitar Solo
20. Drifter
21. Radio Outro.
22. Prowler(Audience Recording) ★これのみオーディエンス録音(同日)
FM BROADCAST RECORDING
Paul Di'anno - Vocal
Steve Harris - Bass
Dave Murray - Guitar
Adrian Smith - Guitar
Clive Burr - Drums
(メーカーインフォによる)