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  DESERT TRIP 2016 WEEKEND 2 / ROGER WATERS
DESCRIPTION
TITLE DESERT TRIP 2016 WEEKEND 2
LABEL SIGMA◆プレゼント対象品◆TARGET ITEM
SET 3CD
CONDITION M+
SOURCE OCT.16.2016/AUD

STD. PRICE 4,200yen(42P)

■Q'TY
PROGRAM LIST
ROGER WATERS - DESERT TRIP 2016 WEEKEND 2(3CD)
Live at Empire Polo Club, Indio, CA. USA 16th October 2016 ULTIMATE SOUND
 
ロックの巨人達が一度に集結したメガ・フェス" DESERT TRIP 2016 "。ローリング・ストーンズやポール・マッカートニーなど同イベントからの音源がここ数週間非公式音源のファンを賑わしていますが、今週末はピンク・フロイドの楽曲をズラリと並べてファンの熱狂的な話題をさらった、あのロジャー・ウォーターズのステージが遂にSigmaレーベルからプレス盤で登場致します!!
 
本作を収録したのは、先週驚異的サウンドでリリースされ即完売となったストーンズの『DESERT TRIP 2016 WEEKEND 2』と同じテーパーによるもの。この二つの音源、音が近く「出来すぎてる」と感じる位にオン・アンド・クリアーに録れているのが特徴で、つい先日は、ポール・マッカートニー、そしてTHE WHO(どれもDESERT TRIPWEEKEND 2)のステージも同レベルで捉えられた音源がネット上に発表されています。本作は、このテーパー収録によるロジャー編という訳ですが、こうなると何故この人物は短期間にこれほどの特A級録音を連続してモノに出来たのか、という疑問も沸く筈です。
 
この大きな要因となっているのが「収録マイクと想定外の収録位置」にあるのですが、まずマイクについて、先週リリースされた同日別録音のロジャー編『COACHELLA 2016: DESERT TRIP WEEKEND 2 (Amity 369)』と比べながらその違いを見てゆきましょう。先週のAmity盤の収録ソースに使用されたのは、テーパーに人気があるSP-CMC-8マイクでした。この作品(Amity盤)も十分過ぎるほどの高音質盤ではありましたが、本作に使用されたマイクは、現代ライブ録音の頂点とも言えるSchoeps製の" MK4 "。本録音も含め、近年の非公式録音に実戦投入されるケースが徐々に増えていますが、これは主に録音業者や業界エンジニアが業務用に多く使用しているプロ仕様のカプセルマイクで、セッティングと録音位置の条件が合えばライン録音をも軽く超える、驚異のリアル・サウンドが得られる最高級プレミアム・マイクとなっています。
 
しかしながら、いかにMK4であってもそれだけでは良い録音は成り立ちません。そこで鍵となるのが「収録位置」なのですが、本録音の超級サウンドを際立たせている要因がまさにこれなのです。何と本録音はステージと観客スペースの間に設けられているピット・スペース(※ 写真や映像撮影の為にカメラマンや関係者が行き来するあの通路・空間です)で録音されたものなのです。つまり最前列よりも更に前の特別な位置にマイクがある訳で(※ しかもド真ん中に設置!!!)、音を遮るものは最前列以上に何も無く、また最前列以上に短い距離でブチ当たる直撃サウンドを生のまま鷲掴みにしている為、AUD録音としてはこれ以上まず考えられない究極の超高解像ハイグレード・サウンドが現実となっているのです。
 
またレコーダーに使用しているのもTascam" DR-2d "で、弱音から爆音まで全く歪むことなくノイズレスで透明に、しかもワイドに録音出来る名機が使用されている点もトピックでしょう。こうした好条件が重なると単に音がゼロ距離で直撃してくるという形容は正確ではなくなりゼロ距離で出た透明感満点の至近ラウド・サウンドが全方位からパノラマ感満点で飛来し、各楽器の強音と弱音が立体的なサウンドを構築してゆく仔細な描写までが実感出来るのです。凡庸な機材と録音位置では決して伝えられない、重量感を伴ってバリバリと間近で炸裂するこの音像こそが現場の生音そのものであり、更に言えばこれこそが全てを統括するロジャーの真意に一番近い音とも言えるでしょう。
 
更に特記したいのは音抜けの良さです。御存知の通りこのイベントは野外ライブですが、野外での録音は大抵の場合、軽くて乾いた音である事が多いものです。しかしこの録音はステージで出ている音が最短距離で直接ブチ当たってくる(※ 注1)だけに、湿って潤い豊かな超鮮明音が混濁感ゼロで抜け切ってゆく快感も備えているのです。正直な話、これはゼロ距離という意味では同格ながら、そこに臨場感もサウンドバランスの良さも自然な姿で備えているという点でライン録音を完全に超えています。
 
「SBD録音のよう」ではなく、この超級リアル・サウンドの前には「ライン録音など話にならない」のであり、これに匹敵するのは非常に巧く合成されたIEM(イヤー・モニター・マトリックス)くらいのものでしょう。今一度申し上げますが、SP-CMC-8マイクで収録された前述のAmity盤も本当に素晴らしいのです。でもそれはどうやっても機材のグレードや客席から録られた音である事実は越えられません。しかし本作サウンドは音にさほどこだわりの無い方が聴いてもポテンシャルの差が瞬時に分かるほどの違いが存在しており、単に別ソースというだけでは計れないスペシャル・ハイグレード・サウンドとなっているのです。
 
(※ 注1 : やや専門的な話になりますが、サウンドを聴く限りマイクは単一指向性のカートリッジを使用していると思われ、それ故にこの超至近距離からの、湿って鋭い生音の直撃感がますます未知の驚きを発しているのです)
 
例えば「Breathe」のサウンドの広がりと透明感、そして極上の音の抜け方は開始直後から既に驚異的で、録音機材の質の良さもさることながら、録音位置がスーパー・ベストのポジションだった事が瞬時に分かるでしょう。演奏音も歌声も異常なまでに近く、まさにSBD超えのスーパーAUD録音がディスク冒頭から広がるのです。意表を突く「Set the Controls for the Heart of the Sun」ではロジャーの声とベース音が唖然とするほど近く、背後で出るシンセと2人の女性コーラスもシルクの様な滑らかさで録れています。
 
中盤から入るキーボードの誘いと突然ビートが効いてロック調になるアレンジも恐るべき解像度で耳を潤し、中盤でダレ易かったこの曲に新しい息吹きが宿った様子が快心のマスター・サウンドで愉しめるのです。「One of These Days」はフル尺で約5分20秒という短縮形の姿が興味深いですが、短いながらもその全ての出音が鮮烈で、中でもモノローグが入ってからの驚異的な解像度と全体音の近さは誰もが仰天されるに違いありません。「Time」ではパーカッションの一打一打がウルトラ級の鮮明さを誇り、ロジャーの歌声も驚異的に近く、背後の女性コーラスも卓でミックスしたかの様な鮮明さで捉えており、改めてこの録音のポテンシャルに圧倒されるでしょう。
 
「The Great Gig in the Sky」は女性のツイン・コーラスが抜けの良い至近距離サウンドで通り過ぎ、ミステリアスな美女が向き合いながら声を重ねる魅惑のヴォーカリゼイションに鮮烈な映像喚起力が感じられる筈です。一方「Money」では男性のツイン・ボーカルに併せて動くベースが極上の音で録れており、展開部で入ってくるサックスやツイン・ギターによる楽曲のリッチさがサウンド全体のゴージャスさとなっている事がAmity盤以上に伝わってくると思います。「Us and Them」も響きの奥深さと音抜けの良さが特筆され、間近で出た歌声や各楽器が全方位にスウッと拡散する質の高い音像に魅了されること確実です。
 
またこの曲はサウンドのバランス感も大きな魅力となっていて、この布陣による高い演奏力が確かな音の実感の中で掴める点も要チェックでしょう。佳曲「Fearless」もアタックの強いギター旋律が伸びに伸び、ロビーのリード・ボーカルと女性コーラスの融合感も抜群です。
 
そしてDisc2で登場する「Shine On You Crazy Diamond」では全ての聴き手が息を呑む筈です。ピアノの響きが煌き、ツイン・ギターの響きに導かれて歌唱がスタートするアレンジも斬新で、出てくる全ての音がSBDを瞬時に超えるウルトラ級の音色で出る姿に呆然とされるに違いありません。「Welcome to the Machine」もあのザラついた冷たい音色を完璧に捉えているのですが、これによって曲が内包していた本質が現在形のアレンジで出る様子が非常に良く見通せる様になっており、その生々しいサウンド・スペクタクルが存分に満喫出来るでしょう。
 
「Have A Cigar」はベースが強調された表現がゴリゴリとゼロ距離で直撃し、熱唱するロジャーの様子に胸熱くなると思います。背後にある女性コーラスの鮮やかさと中盤のギター・ソロも耳が痛いほどの至近距離から現れ迫力満点です。「Wish You Were Here」は超絶の高解像度でギターが響きますが、それに乗せてロジャーの歌声がまろやかに綴る表現にギルモアとは異なる音楽的飛翔と祈りが強く感じられ、バンドが消滅しても今なお不滅のフロイドの魂に触れられる傑出シーンとなっています。サイレン音に導かれて始まる「Dogs」はその驚異的な透明感と音抜けで耳元を駆け抜ける精緻なアンサンブルが、フロイド77年公演の正統な続きと言える熱い興奮を呼び覚ますでしょう。
 
周囲に騒ぐ声も無いためギターソロ中の音と音の間隙も非常に綺麗ですし、中盤で登場する現代版解釈のシンセサイザーの高まりと拡散も聴き応え満点の高音質シーンとなっており、曲の随所で録音の質の高さが伺える名シーンとなっています。「Pigs (Three Different Ones)」は重低音域から高音域まで完璧に封じ込めた音の中でざわめき、徐々に高まってゆくサウンド・ドラマが最高値の音像でこちらに襲い掛かりますが、同時にこれを創造する側と聴く側の知性の昂ぶりの共鳴までもが感じられる絶品サウンドとなっている様子も聴き逃せません。
 
そんな「Pigs」終演後のヘリコプターのローター音に繋がれて始まるDisc 3の「The Happiest Days of Our Lives」と「Another Brick in the Wall Part 2」がシームレスで流れる様子も麗しいド迫力の至近音で録れていますが、この『ANIMALS』の世界観から『THE WALL』へと巧みに繋ぐ構成力が最強の高音質で満喫出来る点もまた本録音の大きな魅力と言って良いでしょう。「Mother」もまろやかで心地良いマイルドなサウンドでありながら、音の輪郭が非常にハッキリ出ている点に要注目です(※ 凡庸な録音機材とポジションでは決してこんなサウンドでは録れません !)。一方「Run Like Hell」は曲が現代風にリビルドされた立体的な音の構成感がビシビシ伝わってくる1曲です。メタリックなギター・アプローチも鮮烈な音で飛び出し、終盤の展開を1コーラスで切る潔いアレンジも本録音ならではの特上感溢れる聴き心地に打ち震えるでしょう。
 
再び" 狂気 "に戻る「Brain Damage」では歌声の鮮やかさが改めて際立ち、その各ボーカリゼーションのグラマラスな音の配列に魅了されること確実ですし、「Eclipse」では曲中盤にサックスが高らかに歌い上げる現代版アプローチがこれまたウルトラ級の美麗サウンドで録れていて、稀に見る熱い聴き応えと深い印象を残してくれるのです。謝辞と印象的なポエムの朗読に続いて始まる「Vera」と「Bring the Boys Back Home」も格別で、ここではこの2曲が持つ歌声とシンプルな演奏の対比が極上の透明至近音で御愉しみ戴けるだけでなく、終盤で女性コーラスが艶やかに曲を締める姿も眩暈がするほどの麗しさで堪能出来るのです。「Comfortably Numb」もロジャー版ならではの歌の節回しと壮大さをパーフェクトに録り切っており、高レベルの興奮を維持する録音ポテンシャルにディスクエンドまで圧倒されること請け合いです。
 
今回ロジャーが動き出したのは、奇しくもギルモアが" RATTLE THAT LOCK WORLD TOUR "の終わりを迎えた時だった事は御存知かと思います。同じ畑に居た相容れない人物同士が地球の裏側でバトンタッチする様にそれぞれが自身のフロイドにスポットを当てていましたが、一つだけ決定的に違っていたのはギルモアが新作にフロイドの残像を散りばめる公演をしていたのに対し、ロジャーの公演は過去の楽曲群に最新のサウンド・ビジョンを与える公演をした事にあるのではないでしょうか。
 
原曲の魅力を全く損なわずに高めた最新アレンジの数々は改めて人の心の核に挑む強さを備えていますし、その挑戦的な実験はこれが単に過去のフロイド曲を並べただけの懐古趣味で無かった事は明らかです。現在制作中の新作が確実に絡んでくる来年5月からの公演ではなかなかこれほどフロイド・テイストに充ちたショウにはならないでしょうし、またそんな今回限りの特別感があるからこそ、この通常入れないピット・スペースに設置したMK4マイクで全ての音をゼロ距離キャッチした本作は、ロジャー2016年公演究極のメモリアル・タイトルとなっているのです。
 
まさに聴きどころ満載・聴き心地超極上、本作はもうこの2点に尽きますが、同時にこれがここ暫く続いた一連の" DESERT TRIP 2016 "音源中でも頂点を極めるハイグレード・サウンドとなっている事もまた確かです。是非今週末は本作をお試しになり、この特級音像が濃密な演奏を届ける描写性能の高さに身を委ね、とびっきりの" 砂漠旅行 "をして戴きたいと思います!!
 
★この音質は驚異です。

Disc 1 (50:13)
1. Intro. 2. Speak to Me 3. Breathe 4. Set the Controls for the Heart of the Sun
5. One of These Days 6. Time 7. Breathe (reprise) 8. The Great Gig in the Sky
9. Money 10. Us and Them 11. Fearless
 
Disc 2 (60:48)
1. MC 2. Shine On You Crazy Diamond 3. Welcome to the Machine 4. Have A Cigar
5. Wish You Were Here 6. Sirens intro/Chimneys go up 7. Dogs 8. Pigs (Three Different Ones)
 
Disc 3 (46:11)
1. The Happiest Days of Our Lives 2. Another Brick in the Wall Part 2 3. Mother
4. Run Like Hell 5. Brain Damage 6. Eclipse 7. MC 8. Why Cannot the Good Prevail
9. Vera 10. Bring the Boys Back Home 11. Comfortably Numb
(メーカーインフォによる)
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