★最初の120枚のみ、ナンバリング入りステッカー付でのリリースとなります。
ご注文時メーカー完売の場合がございます。ご了承頂いたうえでのご注文をお願いします。
OASIS - DUBLIN 1997 FINAL NIGHT: REMASTER & REMIX(2CD)
Point Theatre, Dublin, Ireland 5th December 1997
REMASTER & REMIX OF SOUNDBOARD RECORDING
UPGRADE
マニアの間では非常に人気の高い1997年の『BE HERE NOW』ツアー。振り切れたテンションの演奏や同アルバム収録曲をメインとした攻めのセトリ…など97年でしか味わえない特別な時期であり、実際その典型とも言えるハイテンションな一夜を収録した『SHEFFIELD ARENA 1997 2ND NIGHT』や『MUNICH 1997』などはベストセラー続行中な訳ですが、他にもこのツアーの魅力を伝えてくれる定番が数多く存在します。この時期は単に演奏内容が素晴らしいというだけでなく、要所要所でラジオ放送が実現(先の『MUNICH 1997』も短縮放送ながら素晴らしいサウンドボードでした)しており、それもまたこのツアーの魅力を広めるという意味において重要な役割を果たしてくれています。そんな中でも特異な存在かつ魅力に溢れたステレオ・サウンドボードとして高い人気を誇るのが1997年12月5日のダブリン。同地では都合三夜連続の公演が行われていますが、連日のハードスケジュールによってリアムの声が初日を終えただけで音を上げてしまいます。そこで残り二日に関しては彼抜きのステージを決行、どちらのステージもノエルが全編リードボーカルを取るというイレギュラーなショーに。しかも最終日に至ってはラジオで放送されるという怪我の功名によってそのレアなステージがサウンドボードで後世に残されることになりました。
そんな貴重極まりないステージを捉えたラジオ放送は現在まで二種類のエアチェックが存在しますが、どちらも何らかの問題を抱えている。もっとも有名な『NOEL GETS TO THE POINT』でリリースされたバージョンは「クリアーだがモノラルで不完全収録。その後『DON'T GO AWAY, BROTHER!』というCD-Rには「コンプリでステレオだが音質が粗い」という状態。このような状況のせいで決め手に欠けた音源であり、その後これら二種類のいいとこどりをした『NOEL GETS TO THE POINT -COMPLETE- (DEFINITIVE EDITION)』で一応の決着をみています。その後も『NOEL GETS TO THE POINT』の名の下でいくつかのアイテムがリリースされてきましたが、あくまでどれもイコライジングの違いに過ぎず、果ては編集ミスのようなタイトルすら登場するなど決定版の域には及ばないものばかりでした。
そこで今回は単に二種類の音源のいいとこどりをした編集だけでは旧態化も同然であり、2024年ならではのテクノロジーをフルに活かして大幅なリミックス&リマスターを敢行。同時リリースの『DEFINITIVE MAINE ROAD 1996: 2 DAYS REMASTER & REMIX』と同じエンジニアが最新AIを用いて緻密なリミックス&リマスターを行いました。とはいっても安易にAIを用いるのではなく、本当の意味で二種類の音源のいいとこどりをした上で違和感まとめるというコンセプト。特に『NOEL GETS TO THE POINT』音源の方はモノラルなせいでノエルの声が大きく、演奏が追いやられ気味というバランスもまた問題だった。よって単にステレオ感を持たせるだけではなく、その不自然さも一気に解消しつつ97年の『BE HERE NOW』ツアーのライブサウンドらしい分厚い質感を復元。そしてこれだけでも過去のリリースとは一線を画す仕上がりとなっているのですが、さらに別ソースとなるラスト二曲「Live Forever」と「Wonderwall」の音源も粗さを徹底的に補正。
こうして「全編がステレオ感をもってかつクリアーな音質で楽しめる」文字通りの決定版へと生まれ変わったのです。
そして急遽ノエル・ショーへと切り替わったが故のレアすぎる演奏内容。『BE HERE NOW』収録曲でありながらアルバム・リリース後のステージで演奏されずじまいだった「My Big Mouth」がいきなり炸裂。この場面だけでも単なるリアムの代打によるノエル・ボーカルな一日…で済まされない一夜となることが約束されたようなもの。それどころかライブの構成が大幅に変えられており、本来バンドで演奏されるべき「Stand By Me」や「D'You Know What I Mean?」がノエルの弾き語りで披露されるレアさの極み展開。特に後者は弾き語りゆえ「Wonderwall」と混乱させられそうな始まり方が面白い。こうした貴重な演奏の数々を前に当日の盛り上がりも凄まじく、弾き語りコーナーではすべての曲が大合唱という臨場感も捉えてくれている。とどめは後にも先にもライブ演奏がここだけというスーパーレアな「The Girl In The Dirty Shirt」。よくぞこの日に限って演奏してくれたと同時に、それがラジオ放送されたというのは幸運でしかない。これほどまでに貴重かつ魅力的な内容を誇るノエル・ボーカル・ショーの名演が遂に全編ステレオ&クリアーサウンドの決定版としてリリースされます。そしてリリースに際してのタイトルですが『NOEL GETS TO THE POINT』の名の下で出すのはマニアでなくともお 腹いっぱいでしょう…そこで今回は新たな決定版の誕生に相応しく『DUBLIN 1997 FINAL NIGHT: REMASTER & REMIX』に決まり!
Disc:1 (55:12)
1. Be Here Now
2. My Big Mouth
3. Some Might Say
4. Roll With It
5. Magic Pie
6. Don't Look Back In Anger
7. Stand By Me
8. D'You Know What I Mean?
9. Whatever
10. Don't Go Away
Disc:2 (27:17)
1. Fade In-Out
2. Cigarettes & Alcohol
3. The Girl In The Dirty Shirt
4. Live Forever
5. Wonderwall
Noel Gallagher - lead guitar, vocals
Paul Arthurs - rhythm guitar
Paul McGuigan - bass
Alan White - drums
REMASTER & REMIX OF SOUNDBOARD RECORDING
(メーカーインフォによる)