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YES - L.A. FORUM 1977 2ND NIGHT: MIKE MILLARD ORIGINAL MASTER TAPES(2CD)
The Forum, Inglewood, CA, USA 24th September 1977 TRULY PERFECT SOUND
UPGRADE
YESをこよなく愛した絶対名手、マイク・ミラード。その最高傑作レベルの超絶マスターが新発掘! 『究極』ツアーを究極サウンドで永久保存したプレス2CDで登場です。
【ミラードの理想を体現した『究極』時代】
そんな本作に刻まれているのは「1977年9月24日イングルウッド公演」。ミラードの庭であり、数々の名録音を残した“The Forum”で記録された超極上オーディエンス録音です。ミラードはとにかくYES録音に熱心で、『海洋地形学の物語』ツアーから8人YESまで膨大な名作群を残しましたが、中でも特別だったのが“GOING FOR THE ONE Tour”でした。そして、その最高傑作となるのが本作。つまり、数あるミラードのYESコレクションでも、本作こそが絶頂の1本なのです。
まず、なぜ“GOING FOR THE ONE Tour”が特別なのか。そのポイントは「機材」「メンバー」「公演スタイル」の3つ。ミラードが録音を開始した『海洋地形学』時代はまだ代名詞である「AKG 451e+Nakamichi 550」を導入する前で、本領発揮とは行きませんでした。1975年3月には「AKG 451e+Nakamichi 550」を導入するのですが、その頃のYESは『リレイヤー』時代。もちろん、それが悪いわけではないものの、ミラードは特にリック・ウェイクマンのファンだったのです。
そして、時代は1977年。リックを戻したYESはミラードが望む理想の姿となり、絶対名手も気合いを入れて録音を重ねたのです。その後もミラードは「リック入りYES」を録音し続けたのですが、『トーマト』以降のYESは回転ステージを導入してしまう。これまたミラードの好みではなかったらしく、結果として「Nakamichi使用/リック入り/通常会場」で録音できたのは“GOING FOR THE ONE Tour”だけだったのです。
【究極ツアーのミラード最高傑作】
すべての望みが揃った“GOING FOR THE ONE Tour”を伝えるミラード作品は、本作で3本目。まずは、ツアースケジュールでそれぞれの位置関係を確かめてみましょう。
《7月15日『究極』発売》
・7月30日ー9月3日:北米#1(32公演)
・9月17日ー10月9日:北米#2(21公演)←★ココ★
・10月24日ー11月8日:英国(12公演)
・11月11日ー12月6日:欧州(22公演)
●「北米#2」の詳細
・9月17日ー22日(6公演)
*9月23日『L.A FORUM 1977 1ST NIGHT(ギフト盤)』
*9月24日:イングルウッド公演 ←★本作★
・9月25日:サンディエゴ公演
*9月26日『LONG BEACH ARENA 1977』
・9月27日ー10月9日(12公演)
……と、このようになっています。ミラードが観に行ったのは「北米#2」で、集中的に3公演で録音。当店でもプレス名盤『LONG BEACH ARENA 1977(Virtuoso 418/419)』とギフト盤『L.A FORUM 1977 1ST NIGHT』でご紹介してきました。それぞれに流石ミラードの傑作だったわけですが、本作はその両作をぶち抜いて王座を奪取する最高傑作なのです。
前日のギフト盤『1ST NIGHT』はマスター劣化があったので予想できましたが、まさか『LONG BEACH ARENA 1977』も超えるとは驚き。あの大名盤も非の打ち所がない極上サウンドだったわけですが、本作はさらにオンで極太、そしてタイト。あれほどサウンドボード的に感じられた『LONG BEACH ARENA 1977』でさえ、本作を聴いた後では典型的なオーディエンス録音似感じられてしまうのです。
【すべてが揃った究極のライヴアルバム】
実際、本作は「まるでサウンドボード」な超ダイレクト感が絶大。開演時や曲間では生々しい声援も吸い込んでいるのでオーディエンス録音には違いないのですが、肝心要の演奏音やヴォーカルには空気感がまるでない。前方2列目から録音されているそうですが、それにしては音の回り込みもまったく感じられません。ポジションと言えば、ステレオ・バランスが抜群。ステージ中央が真っ正面だったらしく、アンサンブルが左右に偏ることなく極めて整っている。このポジショニングも偶然ではなく、ミラードの狙い通り。具体的にどうやったのかは明かされていませんが、1977年にはチケット取得のノウハウも洗練していたそう。ここまで良い席を狙って取れるのなら、回転ステージを嫌うのも納得です。
生涯にわたってYESを愛した録音の天才、マイク・ミラード。“GOING FOR THE ONE Tour”は、そんな絶対名手がYESに望むすべてが揃ったツアーであり、大元マスター起こしの本作はその最高傑作なのです。まさに「究極」のライヴアルバム、輝きを永久に失わないプレス2CDで存分にご体験ください。
★「1977年9月24日イングルウッド公演」の超極上オーディエンス録音。絶対名手マイク・ミラードの大元マスター起こしで、「まるでサウンドボード」を地で行く超ダイレクト・サウンド。『究極』時代はミラードが望む条件がすべて揃った理想のツアーだったのですが、本作はその中でも最高傑作。生涯を掛けてYESを愛したミラード究極のライヴアルバムです。
Disc:1 (49:57)
1. Firebird Suite
2. Parallels
3. I've Seen All Good People
4. Close To The Edge
5. Wonderous Stories
6. Colours Of The Rainbow
7. Turn Of The Century
Disc:2 (62:43)
1. Tour Song
2. And You And I
3. Going For The One
4. Flight Jam
5. Awaken
6. Starship Trooper
7. Roundabout
Jon Anderson - vocals, guitar, percussion
Steve Howe - guitar
Rick Wakeman - keyboards
Chris Squire - bass
Alan White - drums
(メーカーインフォによる)