Live at Budokan, Tokyo, Japan 10th December 2011 INTERESTING SOUND(from Original Masters)
Disc 1 (59:32)
1. Opening 2. Introduction Speech 3. Had To Cry Today 4. Low Down 5. After Midnight
6. Presence Of The Lord 7. Glad 8. Well Alright 9. Hoochie Coochie Man
10. While You See A Chance 11. Key To The Highway 12. Pearly Queen 13. Crossroads
Disc 2 (69:55)
1. Georgia On My Mind 2. Driftin' 3. That's No Way To Get Along 4. Wonderful Tonight
5. Can't Find My Way Home 6. Gimme Some Lovin' 7. Voodoo Chile
8. Dear Mr. Fantasy 9. Cocaine
Eric Clapton - Guitar, Vocals Steve Winwood - Hammond Organ, Piano, Guitar, Vocals
Chris Stainton - Keyboards Willie Weeks - Bass Steve Gadd - Drums
Michelle John - Backing Vocals Sharon White - Backing Vocals
（メーカーインフォによる）
Live at Budokan, Tokyo, Japan 10th December 2011 INTERESTING SOUND(from Original Masters)
好評のうちに終了したエリック・クラプトンとスティーヴ・ウィンウッドのジョイント・ジャパン・ツアーですが、ここにマニアックな音源が登場です。追加公演となり、最終公演となった12月10日の日本武道館のステージを、ウィンウッドのイヤーモニター向け電波で傍受しオリジナル・ソース。ステージでのイヤーモニターはウィンウッドだけが使用しており、クラプトンは使用しませんでした。このあたりにも二人のミュージシャンとしてのスタンスが現われていて興味深いものですが、ウィンウッドは飛ばされたこの音を聴きながら、ピッチと自分のプレイを確認しながらパフォーマンスしていたというわけです。音そのものはバンドのサウンドがモニター用にバランスよくミックスされたものですが、ウィンウッド用のものであったため、クラプトンのボーカル、MCとギターはやや低めにミックスされています。スティーヴ・ガッドのドラムスの生々しい迫力は素晴らしいものですし、オーディエンスの歓声や拍手も適度に捉えられていますので、ある意味良質なサウンドボード録音と言ってもいいでしょう。ウィンウッド絡みのミックスがオンで、クラプトン絡みのミックスが低くなっていますので、やや特異な音像になっていますが、ウィンウッドのギター・フレーズ、ハモンドB-3オルガンのプレイ・ニュアンス、ハイトーンを駆使するボーカル・テクニックのすべてが克明に捉えられています。ウィンウッドのライブ音源としては究極のものと言ってもいいかもしれません。しかし聴いていただくとお判りのように、クラプトンのミックスレベルが低いため、ウィンウッドとクラプトンのギターが明確に聴き分けられるというメリットがこの音源にはあります。純オーディエンス・ソースではサウンド・バランスが良過ぎてツイン・ギターのナンバーでどちらがどちらのプレイか混乱する箇所もありました（Had To Cry Todayなど）が、本盤では完全に把握できるのです。但し電波傍受であるため、激しく受信ノイズが発生している箇所が散見され、できる限りそれを軽減しているものの、それが欠点となっています。ただし、他日公演の既発盤ではイヤーモニター音源とオーディエンス・ソースのマトリクス音源がリリースされていますが、イヤーモニター単独の音源は本盤のみですので、音源マニアにとっては貴重な一枚となることでしょう。ウィンウッドのファンの方にとって堪らない音源と言えますが、クラプトン・ファンの方にとっても彼のプレイを決め込む意味で非常に興味深いものです。この日は、優良なオーディエンスタイトルがリリースされていますが、聴いて頂ければ分かりますが、たしかに傍受音源でなければ、聴けない特異な音像であり、しかも他タイトルでは決して聴けないオリジナルソースであり、熱心なクラプトン音源コレクターにとっては無視できない音源タイトルと言えるでしょう。
Disc 1 (59:32)
1. Opening 2. Introduction Speech 3. Had To Cry Today 4. Low Down 5. After Midnight
6. Presence Of The Lord 7. Glad 8. Well Alright 9. Hoochie Coochie Man
10. While You See A Chance 11. Key To The Highway 12. Pearly Queen 13. Crossroads
Disc 2 (69:55)
1. Georgia On My Mind 2. Driftin' 3. That's No Way To Get Along 4. Wonderful Tonight
5. Can't Find My Way Home 6. Gimme Some Lovin' 7. Voodoo Chile
8. Dear Mr. Fantasy 9. Cocaine
Eric Clapton - Guitar, Vocals Steve Winwood - Hammond Organ, Piano, Guitar, Vocals
Chris Stainton - Keyboards Willie Weeks - Bass Steve Gadd - Drums
Michelle John - Backing Vocals Sharon White - Backing Vocals
（メーカーインフォによる）
