LED ZEPPELIN / GET BACK TO LA 3 (3CD) (MOONCHILD RECORDS) MC-018
The Forum, Inglewood, Califorinia, USA : March 27th, 1975
欧州限定盤!ウィンストン・リマスター1975年LA 三日間!ミラードテープで音質は保障済み!
ムーンチャイルド限定プレスCD三枚組み1000円!
三日目 3月27日
映画『ディープ・スロート』に主演したポルノ女優、 リンダ・ラヴレイスが、米国ツアー最後となったこの日の公演で、 ツェッペリンを聴衆に紹介している。これに対して、プラントが礼を述べた。 「リンダ・ラヴレイス、わざわざ足を運んでくれてありがとう。それから、この場にふさわしいスピーチで僕たちを紹介してくれて、感謝するよ。あと、遅刻してゴメン。だけど、僕たちの車のうちで、何とか1台だけは事故を起こさずにたどり着いたんだ!」 「丘のむこうに」では、特にボーナムとペイジが冴えている。 ところどころで4人には疲労の色が見えたものの、全体としてコンサートは大成功であった。プラントは、最終公演がロサンゼルスで嬉し い、 とコメントしている。前回のツアーにおける締めくくりの地であったニューヨークに関しては、「世界一楽しい街、 とは言えないからね。 83番街には素敵な女性もいるけれど……それ以外はちょっとね……」とのことである。
また、 「死にかけて」のときプラントは、 「主よ/眩惑されて、に/我をすておかじ!」と、アドリブを入れる。そして、 「ユー・シュック・ミー」の歌詞をつけ加えたのはよかったが、その後、腰砕けの状態となってしまう。プラントによれば、 ツェッペリンは東洋が大好きで、秋にはサハラ砂漠でコンサートをやることになるかもしれない、という。そして、「カ シミール」はこの日も見事であった。 「貴方を愛しつづけて」は、演奏曲目に加えられたばかりであり、聴衆のあたたかい拍手で迎えられた。プラントは、 「全開でプレイしているぞ!」 「トランプルド・アンダーフット」は、 プラントが毎回「ギャロウズ・ポール」からの歌詞を盛り込むために、いまや 「トランプルド・アンダー・ギャロウズ」と 呼ばれている。 また、 「幻惑されて」はこ の日、今回のツアー中、最も長い演奏であった。実に難解なミドル・セクションでは、プラントが繰り返しアドリブで、 「ラヴィング・ユー」と歌っている。この日のコンサートは、約3時間半にも及ぶものであった。そして、言うまでもなく、 このロサンゼルスにおける3日間のマラ ソン公演は、 レッド・ツェッペリンの歴史において最高のものに数えられてい 「レッド・ツェッペリン、 LAフォーラムで最高潮を迎える」 『ビルボード』誌のボブ・カーシュが、 こう伝えている。 「ツェッペリンには二つの強みがある。 まず、それは、優れた音楽性と度肝を抜くような大音量とを組み合わせる術に長 けていることである。一つめは、バンド全体でひとつのユニットとして機能する ことも、 ソロをとっている者に対するサポート役となることも、そのどちらも可能だということである」 「その体を吹き飛ばすほどの大音量 と、一聴したところでは曲調がどれも似通っている、 ということに関して、 ツェッペリンは長いこと批評家から毒舌の的にされてきた。 しかし、今のご時世、 ヘッドライナーたるバンドの演奏が、退屈で、惰性に流れ、何の興奮をも呼び起 こさないものであることも多いのでそんな時代においてこの英国の4人組は、そもそもロックンロールとはいかにあるべきかを示すこの上ない好例である。その意味では、他の追随を許さないバンドと言えよう。
DISC 1
1. JJ JACKSON / LINDA LOVELACE 2. ROCK AND ROLL 3. SICK AGAIN 4. OVER THE HILLS AND FAR AWAY 5. IN MY TIME OF DYING 6. THE SONG REMAINS THE SAME 7. THE RAIN SONG 8. KASHMIR 9. SINCE I'VE BEEN LOVING YOU
DISC 2
1. NO QUARTER 2. TRAMPLED UNDERFOOT 3. MOBY DICK
DISC 3
1. DAZED AND CONFUSED 2. STAIRWAY TO HEAVEN 3. WHOLE LOTTA LOVE 4. BLACK DOG
(メーカーインフォによる)