DEEP PURPLE - HEIDELBERG UNIVERSITY 1970 : 1ST GEN REEL MASTER(1CD + Ltd Bonus DVDR "POP DEUX")
Live at Heidelberg University, Heidelberg, Germany 28th November 1970 TRULY AMAZING SOUND
第2期DEEP PURPLEが1970年暮れに行ったドイツツアーより、11月28日のハイデルベルク公演を収録したオーディエンス・ソースが、1stゼネレーション・ マスター使用の過去最良音質盤として、完全限定プレスCDでリリース決定です! 同年のライヴ音源中においてもレアな「Good Golly Miss Molly」を含む72分間のライヴが、既発を大きく凌駕する聴き易さで楽しめます!
DEEP PURPLEが「IN ROCK」リリース後に行った'70年ライヴは、イギリスそしてヨーロッパ各国のツアーにおいて、いずれ劣らぬ最高のライヴがオフィシャル作品・コレク ターズ盤の別を問わず残されています。
その中でも音質と演奏の両面で大定番とされるものは、11月12日のスウェーデン・ストックホルム公演を収録した公 式作品「LIVE IN STOCKHOLM」ですが、この当時のライヴは日によって演奏曲が微妙に異なるうえ、演奏もメンバー間のインタープレイやインプロヴィゼーションが中心 とあって、現存している全ての音源が(言うまでもありませんが)オンリーワンの個性と魅力を持っています。
本ハイデルベルク公演はその典型的なライヴ。ア ンコールで取り上げられた「Good Golly Miss Molly」を聴けるほとんど唯一のライヴ音源として、10年ほど前に既発が登場して以来マニアの間で長らく親しまれてきました。しかしこの既発音源は、 コピーを重ねたと見られる下位ゼネレーションのテープをマスターに用いた関係上、残念ながらテープ・ダビングに由来する音の濁りや篭り・擦れが目立ち、さ らには歪みも気になるなど、当時のオーディエンス・ソースとしては標準的でも、必ずしも"聴きやすい"と言いうる音源ではありませんでした。
今回発掘された本音源は何と、このハイデルベルク公演を収録したマスター・テープを、海外のコレクターがリール・テープにコピーして保管していた1st ゼネレーション音源をダイレクトにデジタル化した驚きのソース! 貴重なレアテイクを収めた素材であるため「もっとマシな音質で聴きたい」と願うファンの 多かったこのライヴが、抜群の鮮度と見通しで蘇ったのです!
オープニングイントロおよび「Speed King」ではややリズムが掴みづらい印象があるかも知れませんが、既発と較べて明らかに向上した見通しと聴き易さにマニアは驚く事でしょう。音像は徐々 に定まっていき、「Speed King」の中盤以降から続く「Into The Fire」辺りにかけてペイスとロジャーのリズムも明瞭となり、リッチーのギターも確かなコシとエッジで楽しめるようになります(ヘヴィに押し込む 「Into The Fire」には驚かされます)。既発では中音域に偏っていたサウンドも、高い鮮度に裏付けられた本作では高音の抜けと低音の迫力もしっかり出ていて、メリ ハリのあるサウンドでスリリングなPURPLEライヴを再現しています。
ファンの間では良く知られているように、このライヴではジョンのオルガンが非常に目立った働きをしていて、「Child In Time」や「Mandrake Root」ではリッチーをも凌ぐような大活躍を聴かせてくれます(これまで聴き取れなかったような静かで繊細なパートも、本音源ではきちんと確認出来ま す)。
曲の前半から中盤にかけて徐々に演奏へ没入していくリッチーのギターが、「ここぞ!」という場面でジョンのオルガンと激しくしのぎを削り、そこにペ イスが、そしてロジャーが負けじと絡む両曲のインプロヴィゼーションは格別の凄さ! この2曲だけでも本音源の半分を超える40分強もの大熱演ですが、聴 き手はスリリングな演奏に身を委ねるうちに、時間の経過すら忘れてしまうのではないでしょうか?
もちろんギランもライヴ序盤から超人的な歌声を披露して おり、特にこの「Child In Time」や「Mandrake Root」前半では素晴らしいスクリームで聴き手をノックアウトしてくれます。ライヴの後半「Black Night」はマスターの都合で冒頭が欠落しているものの、一本芯の通ったような確かな音質には、既発を知るファンほど感慨深いはず。リッチーのギターと ギランのヴォーカルが競い合うように叫びをあげる終盤は壮絶の一言です!
本ライヴの大きな聴き所は、前述したとおりラストで登場します。リトル・リチャードの名曲「Lucille」と「Good Golly Miss Molly」がメドレー的に連発されるアンコールは、ドライヴ感たっぷりのムード・狂乱という表現がぴったりの演奏とともにPURPLEファンを驚かせる はず! '70年のライヴ音源は多くが知られていますが、この日ほどステージが熱く盛り上がったショウもなかなか見当たらないと言えるでしょう!
曲間でカットが散見されるように、この1stゼネレーション・マスターもライヴの完全収録でなかった事が何とも惜しまれますが、同日の過去最良と断言で きる音質に、レアな「Good Golly Miss Molly」、そして聴き手の耳を惹き付けて離さない演奏と三拍子揃った本作は、DEEP PURPLEファンだけでなく全てのハードロック・ファン必携必聴の一枚。
'70年11月28日のハイデルベルク公演でこれ以上の音質を持つテイクは、も はや想像しにくいと言うほかありません。完全限定プレスCDで遂に現われた同日音源の決定版を、ファンの皆さんはどうぞお見逃しありませんように!
1. Intro. 2. Speed King 3. Into the Fire 4. Child In Time 5. Mandrake Root
6. Black Night 7. Lucille 8. Good Golly Miss Molly
Ritchie Blackmore - Guitar Ian Gillan - Vocal Roger Glover - Bass Jon Lord - Keyboards
Ian Paice - Drums
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★ディープ・パープル「HEIDELBERG UNIVERSITY 1970」初回納品分に、同時期、パリで収録された高画質プロショット映像タイトル「POP DEUX」が付きます。数年前に登場し、既発を一蹴するクオリティでファンを驚愕させた高品質映像タイトル。
DEEP PURPLE - POP DEUX(Bonus DVDR)
Live at "Pop Deux", French TV, Paris, France 8th October 1970 PRO-SHOT
1970年10月8日のフランスはパリにて収録されたテレビ番組「Pop Deux」でのライブ映像を、約26分収録。2曲だけの収録ですが、70年絶頂期のパープルを捉えたそのあまりに凄まじいパフォーマンスぶりに、全ての ロックファンは画面に目が釘付けになること間違いありません。マルチカメラによる収録で、演奏は勿論、画面のカット割りや編集、更には画質・音質も十分に 良好で、全編に渡って見応え十分です。
リッチーのアップ映像もふんだんにフィーチャーされており、彼のこの時期らしい、アグレシッブかつアーティスティッ クに弾きまくる御姿を、最高のアングルで見ることができます。Mandrake Rootでは、ギランの絶頂期の最高のボーカルを聴くことができます。ジョンのパーカッシブなオルガンプレイも凄い迫力です。
Mandrake Rootでは、なぜか5分台で観客の一人にロングトーンを弾かせたり、ドラム・スティックを内側から差し込み、ノイズを出したりとあまり見られないギミッ クも見せてくれます。後半はリッチーの狂乱のソロ・プレイがたっぷりと用意され、真骨頂の狂乱プレイを見ることができます。内容的にはグラナダTVをも上 回るヴァイオレンスな演奏をたっぷりと楽しめます。
1. Wring That Neck 2. Mandrake Root
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.26min.
(メーカーインフォによる)